東海醸造は江戸時代 元禄年間(1688-1704) 創業の老舗。
現在では鈴鹿市では唯一の味噌やたまりの醸造元です。
スギ桶で仕込み、空調の一切ない天然醸造で 3-4年仕込んで味噌やたまりが作られています。
商品情報
◇黄金豆みそ、すずかの粒味噌、八丁仕込み黄金味噌
◇昔ながらの金助のたまり・・小麦を使わず木桶に丸大豆と食塩のみで仕込んだ昔ながらのたまり
◇にんにくいほどのカレーなる醤油・・鈴鹿くろぼくにんにくを使用し、にんにくとカレーの風味があるたまり
◇卵かけご飯の醤油
2014年5月に東海醸造に立ち寄りました。
小売の店舗があるわけでなく、普通の事務所に入るのは少し勇気がいりましたが、ドアをあけてみると味噌やたまりの商品が置かれています。
小売りをしてもらえるということで、なににしようかいろいろと悩んで 八丁仕込み黄金味噌と小麦を使わない昔ながらの金助のたまり、にんにくいほどのカレーなる醤油を購入しました。
味噌やたまりを見ていたら 工場長さんが登場し、「せっかくだから蔵をみていきますか」と突然 訪れたのに蔵を見学させてくれました。
蔵の中に入るとたまりのよい香りがします。スギ桶に近づけば近づくほど、たまりの香りが濃くなっていきます。
訪れた日は急に暑くなった日で気温もずいぶんとあがっていたので、元気よく発酵がすすんでいるそうです。
大正時代から使われているスギ桶もいまだに使われていました。
左側の写真の石がきれいでこんもりともられている木桶は仕込みをはじめて日が浅いもの。右側の写真の木桶の中に石にいろいろとついている方が熟成が進んでいるもの。
杉の桶の木目の中を住処としている麹菌によって時間とともに熟成されていくんですね〜
熟成中の蔵の中を見学させてもらい、とてもよい体験ができました。
工場長さんのご配慮に感謝いたします。
にんにくいほどのカレーなる醤油はお豆腐にかけていただきましたが本当にカレーとにんにくの味がします。
チャーハンなどに使用しても美味しいと思います。
黄金味噌を開封してみると お味噌の香りが強めで「お味噌とはこんなに香りがあったものなのか〜」とびっくりしました。
黄金味噌は袋から開いていた味噌ケースに移して使用しています。
黄金味噌で作ったお味噌汁は深い香りと味もとても深いです。
これが長期熟成した味噌のお味なのか〜と感動しました。
こんなにおいしいお味噌汁を飲んでしまうと、スーパーで購入する他のお味噌は飲めなくなりそうです。
東海醸造・・三重県鈴鹿市西玉垣町1454
東海醸造さんは旧伊勢街道沿いの正信寺や玉垣小学校の近くに蔵と事務所があります。
国道23号線 伊勢街道の西玉垣町交差点から約450mぐらいはいった場所です。
近鉄鈴鹿線 柳駅から 約1.3km 徒歩15分くらい。