白木屋醤油店は江戸時代末期創業の老舗の醤油屋さん。
江戸時代末期の参勤交代が廃止されるまでは農業の傍ら、北国街道木之本宿で「白木屋九朗左衛門」の屋号を使い足軽宿・商人宿を営んでいました。
お店は天保時代 1830年代に宿として建てられたもので2階にすこしでも多くの人が泊まれるように狭い床の間(1.5尺)になっているそうです。
白木屋醤油店さんも当時は間口で税金がかけられていたので、間口はそれほど広くはなく、奥の方がとても広く続いていました。
醤油屋さんの店舗は当時のまま使用されているので、古い建物に興味のある人はぜひ立ち寄ってみるとよいですね。でも、冬はとっても寒そうです・・
商品情報
◇醤油のみ・・寿・松・竹・並
醤油ができるまで
原料は主に大豆と小麦と塩と水。
大豆は煮る、小麦は煎る、それに麹菌を加え発酵させ、塩水に入れねかす。その後、搾り生汁とし、この生汁を温熱殺菌し、店独自の味をつける。最後にびん詰めして製品となる。
白木屋醤油店に2013年10月に立ち寄りました。
お店に入ると寿・松・竹・並のラベルがはられた醤油の一升瓶がずらりと並んでいます。
さすがに醤油を一升瓶で購入しても使い切れないので、300ml入りの小瓶の一番絞りの寿を購入。やはり、お味は一番絞りの寿が一番おいしいのでおすすめとのこと。
300mlで300円のお値段はかなりお安いですよね。
醤油瓶のふたをあけると濃口醤油のよい香りがします。醤油をなめてみると塩気がピリッときいて濃口のお味。もめん豆腐にかけていただくと、程よい醤油のお味になりなかなかおいしいお醤油ですね〜
こいくちしょうゆ 寿 原材料名・・アミノ酸液、脱脂加工大豆、小麦、食塩、砂糖、調味料(アミノ酸等)、甘味料(甘草、サッカリンNa)、カラメル色素、保存料(パラオキシ安息香酸)
白木屋醤油店・・滋賀県長浜市木之本町木之本932