多賀名物 糸切餅の食べ比べ

多賀大社の参道沿いにはお土産屋さんやお食事処が並んでいます。

その中でも多賀名物の糸切餅を販売しているお店が3軒あります。

糸切餅とは・・約700年前の北条時宗の時代に蒙古軍の襲来があり、この国難に全国揚げて神社仏閣に祈願し、我かに神風起こり蒙古船が沈没し、生きて還るもの僅かに3人と国史に伝えられ、此の時の戦捷品は多賀神社に奉献す現存する舟塚すなわち之なり。
右の由来に基き名物糸切餅の色彩を施したるは其の船印にて又糸にて切るは国家平和にして刃槍を用いず且つ寿命を保ち長く栄えしめんが為この心を表す所似なり

蒙古軍の旗の色を表現して糸で切るお餅はこのような由来で作られているそうです。

今回は3軒のお店の糸切餅を購入して食べ比べてみました。



糸切餅総本家 多賀や・・滋賀県犬上郡多賀町多賀601
糸切餅総本家 多賀やは昭和26年 1951年創業。
多賀大社の鳥居の前の一番よい場所に店舗がありますね。



糸切餅元祖 莚寿堂本舗(えんじゅどうほんぽ)・・滋賀県犬上郡多賀町多賀599
糸切餅元祖 莚寿堂本舗は明治12年 1879年創業。
代表銘菓は糸切餅



糸切餅本家 菱屋・・滋賀県犬上郡多賀町多賀711
糸切餅本家 菱屋は明治23年 1891年創業。
代表銘菓は手作り糸切餅




3軒の糸切餅は見た目も大きさもそれぞれ違い、お餅の柔らかさや餡の甘さなども少しづつ違います。
どの糸切餅も美味しいですね。
ただし、日持ちがしない生菓子なので熱い車の中に入れておくと品質が劣化しますし、当日中に食べたほうがよいので、食べきれる分だけ、お土産に購入しましょうね。


多賀大社の表参道 絵馬通りを歩いていると「文政6年 名物糸切餅 元大阪屋」と書かれた店舗がありました。すでに製造はされていないようですが、いつまで 製造されていたんでしょうかね。。
(2014年4月22日に開催された多賀大社の春の古例大祭 馬頭人祭を見るためにに、多賀大社に向かい、糸切餅を購入しました。

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